内科疾患のバセドウ病について

内科疾患の中でも甲状腺による病気でバセドウ病があります。最近では歌手の綾香やサッカー日本代表の本田なども発症し、最近では認知度が高まりつつある病気です。バセドウ病とは20~40歳代の女性に多い疾患であり、甲状腺ホルモンの分泌が亢進する事で発症します。その内科的因子としてはTSHと呼ばれる受容体を自己抗原とする自己免疫疾患です。

臨床的には甲状腺腫・頻脈・眼球突出を示し、これをメルゼブルグの3徴候と呼びます。甲状腺機能の全身代謝亢進による症状としては、暑がり・頻脈・心筋亢進がみられ、血圧は最低血圧は低下するが、最大血圧は上昇します。甲状腺ホルモンとしてはサイロキシンと活性型ホルモンであるトリヨードサイロニンの上昇が見られます。このトリヨードサイロニンとは、昆布やわかめなどに多く含まれており、過剰に摂取すると亢進を増強させてしまいます。

その為、甲状腺疾患の方に対しては食事制限が必要な素材となります。対して、甲状腺機能低下症というものがあり橋本病と呼ばれています。橋本病はTSHの値が下降する事で生じます。症状としては、徐脈・肥満・意欲低下などが生じてしまいます。

内科的治療では服薬で値をコントロールする必要があります。バセドウ病と橋本病は表裏一体の関係にあり、服薬や生活習慣により反転する可能性もある病気です。特に甲状腺が腫れる・首に違和感があるなどの症状があれば、早期に内科への受診が重要です。

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