歳を重ねていくうちに、次第に不摂生な生活が多くなってきたのなら、人間ドックを受けて健康の意識改革を行うのも効果的です。
いくら健康的な生活をしようと思っても、理由がなければ続かないのが人間の性質です。もちろん、目的などなくても健康管理をしっかりと出来る人もいるでしょうし、健康管理は社会人の基本と考えて取り組むことが出来る人もいます。しかし、多くの場合には3日坊主で終わってしまうものです。もし人間ドックを受けて、自分の健康状態が数値化されて出てくれば、それだけでも意識を改革するきっかけになります。例えばγ-GTPが高めであれば、日頃の飲酒の習慣を見直してみるきっかけになります。今まで適当に飲んでいたお酒の量を少し抑えたり、チェイサーをつけて飲むようにするなど、自分なりに健康のために何ができるかを考えるようになります。人間ドックの良いところは、検査結果が数値化されて出てくる所です。具体的な数値は、主観的な概念よりも説得力を持つからです。中には数値ではなく、異常なしか有りかで結果が表示されるものもありますが、数値で出てくる結果も多いです。数値で出てきたら、基準値以内であっても、高めか低めか、など範囲内でもどちらよりかを確認してみることが大切です。検査結果が問題ないからOK、ということではなく、今後の健康生活に検査データを活かすことが大切です。データ量を増やすためにも、人間ドックはできるだけ毎年受けるのがオススメです。