会社の同僚や上司がいきなり病気になり、長期休養したり、退職することがありますが、自分と同じように定期健康診断を受けて、異常がないと言っていたはずなのに、おかしいなと思っている方もあるかも知れませんね。
会社の健康診断は、そこに勤めている社員みんなが受けるものですが、必ずしもそれですべての病気が判明するというわけではありません。それどころか、初期のがんや心臓病、脳疾患などの重い病気はわからないことが多いので、いきなり仕事中に倒れたり、自宅で具合が悪くなったので病院に行ったら見つかるというケースも多々あります。しかも見つかったときにはすでに末期の状態まで進んでいることがあるので、手術すらしてくれないかも知れません。そうなる前に病気を見つける方法といえば、人間ドックしかないので、健康診断だけではいまいち不安なので、完璧に体の中を調べたいという方は受けるようにしましょう。人間ドックでは血液検査や尿検査などの基本的な検査から、超音波検査やMRI検査、CT検査などの本格的な検査までしてくれるので、これだけきっちり調べれば、見つからない病気はほとんどないでしょう。特にがんの中には、驚くほど進行速度が速いものもあるので、どれだけ早く見つけられるのかということがキーポイントになります。人間ドックを受けたおかげで初期のがんが見つかり、簡単な治療で完治できた人はたくさんいるので、まずは自宅や会社周辺にある医療機関に予約を入れることから始めましょう。